これからの時代は、株主優先で労働者は軽視される!


近年、日本でも投資推進への声が上がり始めていますが、
投資手段の1つである株式投資、
どういう仕組みかご存知でしょうか?

株式とは、

会社の事業を運営するためには資金が必要です。
会社はその資金を調達するために金融機関から融資を受けたり、
債券を発行したりとさまざまな手段を用いますが、
株式の発行はその資金調達手段の1つ。

そして、株式によって資金を提供した人を株主と言います!

株主は株を発行している会社から次の権利が与えられます!

      1. 会社の重要な経営方針などを決める株主総会に出席し、
        決議に参加する権利(会社の経営権)
      2. 配当金などの利益分配を受け取る権利(借金の利息のようなもの)
      3. 会社解散時に、残った会社の資産を分配して受け取る権利

これらの3つの利権をえようとして、
多くの投資家は株式投資をしています!

逆に会社からすれば、
株主は会社を経営するための資金を提供してくれる
大切な存在です!

経営者からすれば、
資金を提供してくれる株主の存在は大切です!!

もちろん会社を経営するためには従業員も大切ですが、

株主 > 従業員

 

という構図がどうしても成り立ってしまいます!

日本では従業員を大切にするという考えが残っていますが、
アメリカでは株主優先という考えが根強いです!!

つまり、

従業員の給与より株主への配当が大切という流れが強く出ています!

そしてこの流れは、
日本も導入される可能性があります!

現在日本では、
金融政策により低金利化が進んでおり、
銀行が企業に融資しにくくなってきています!

また年金の2000万円も合わさり、
資産運用への関心が高まり、
企業は株式投資のよる資金調達が
メインとなってくる可能性があります!

そうなると、

ますます株主への配当などの出費が大きくなり、
会社としては人件費を減らすなどして、
従業員の給与を下げる可能性があると考えられます!!

特に日本のマーケットは、
外国人投資家が市場を動かしていると過言ではないため、
より一層日本の企業が株主優先の流れになっていくことが考えられます!

アメリカでは、
すでにそうした格差が生まれています!

もちろんそうした格差をなくそうとする動きもありますが、
根本的な解決策は得られていない状況です!!

米国が株主至上主義から脱却 日本企業はどこを目指すべきか | ZUU online

米国大手企業の経営者が所属する経済団体「ビジネス・ラウンドテーブル」は2019年8月19日、「すべてのアメリカ人に貢献する経済を目指す」とする声明を発表しました。この声明には「アップル」「アマゾン」「JPモルガン・チェース」「ジョンソン・アンド・ジョンソン」など米国を代表する企業181社のCEOが署名しています。 …

そんな状況になっていくと考えた場合、
今後どうして行けばいいのかを考える必要があるのではないでしょうか?

 

本日はここまで!!


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